adidas CUP (U-15) ラウンド32マッチレポート

737 Views

adidas CUP (U-15) ラウンド32マッチレポート

JCY技術委員によるラウンド32、12試合のマッチレポートを配信します。

 

【73】京都サンガ VS 千里丘FC 4(1-0 3-2)2

スタートから京都が千里丘の両サイドバックの裏を突きチャンスを多くつくる中、12分⑫松川が左足シュートを決める。その後、千里丘が押し返すがCKからのチャンスをポストに嫌われ1-0で前半終了。後半は、44分、48分と立て続けに千里丘が2点を取り2-1とリード。京都は、逆転された3分後、同点ゴールを奪いリズムを握ると、76分、79分と2点を奪い4-2で京都が勝利した。

 

【76】ジェフユナイテッド千葉・市原 VS F.C.コーマラント 3(0-0 3-1)1

立ち上がりは前線からのプレッシャーを掛け続け、コーマラントの攻勢、徐々にジェフがアンカーの⑯木村を中心にピッチを広く使いながらボールを保持する時間が続く。一方コーマラントは2トップの⑩柴田、⑪中野を中心にボールを奪ってから速い攻撃で3度ほど決定機をつくっていた。

後半は立ち上がりからジェフがドリブルを交えてブロックに侵入を試み始めた。そして、48分⑬岡田がサイドからのドリブル侵入に対してファールを受けPKを獲得。落ち着いて決め、先制した。58分にも⑪川村の突破からクロス、それを⑨中村が流し込み追加点。ロスタイムに入り、ジェフ⑮農塚が決定機阻止で退場、コーマラント⑧中土井がそのPKを決め2-1になる。残り3分、コーマランとは攻撃を仕掛けるが、逆にクリアボールをDFがお見合いしたところをジェフ⑳高田がGKと1対1を落ち着いて決めて試合終了。

 

【77】柏レイソル VS サガン鳥栖U-15唐津 2(2-0 0-0)0

後ろでゆっくりとボールを回しながらゴールを目指す柏、開始4分高い位置に基点をつくってしかけて⑮大谷が得点する。唐津はボールに対しての寄せがゆるくボールを奪いにいかず、柏はプレッシャーが弱い状況でプレーしていた。そして30分⑱中村が追加点をあげた。

後半、唐津は全体で引いて守ってカウンターで積極的にゴールに向かうようになった。しかし、ボールを奪う回数も少なく、チャンスをいくつか作るが得点を奪うまでにはいたらなかった。後半20分過ぎから、互いに選手交代をしながら、ゴールを目指したが、露湯チーム得点をあげられず試合終了をむかえた。

 

【78】鹿島アントラーズ VS ラルクヴェール千葉 5(3-0 2-0)0

前半立ち上がり、両チームやや緊張した展開で始まる。7分と10分に鹿島が立て続けにCKから⑮篠原がヘディングで2得点を決め流れを掴む。さらに27分⑨金森が3点目を決め、3-0で前半を終える。後半、LA千葉もメンバーを替え前線から積極的にくるが、46分鹿島がCKから④山本が4点目を決める。55分にも⑦石橋が決め5-0と鹿島が勝利した。

【80】横浜F・マリノス VS ジュビロ磐田  4(1-1 3-0)1

前半立ち上がり1分に、横浜Mが混戦から先制する。しかし、そのまま横浜Mペースとなるかと思われたが、磐田の前線からの守備で流れは磐田に移る。そして、カウンターから磐田が同点とすると、その後は、拮抗した展開となり前半を終える。

後半も展開は同じだったが、途中から磐田の運動量が落ちると横浜Mがフリーで前を向く機会が多くなり流れは横浜Mに傾く。そして、FKから途中交代した⑪西川が2点目を奪う。終了間際に立て続けに横浜M⑱米谷がゴールをあげ4-1で横浜Mが勝利した。

 

【82】ガンバ大阪 VS セレッソ大阪 2(1-0 1-1)1

気温32.5℃と暑い中でのキックオフ。6分G大阪は右サイドを数的優位で崩し、クロスから⑪松本が決め先制。その後は暑さの影響かミスが目立ち始めるが、C大阪が反撃し何度もシュートを打つが全てGKの正面で無得点で1-0で前半を終了した。後半は互いに積極的に攻めあう中、55分C大阪⑦印藤が同点弾をあげる。その後もせめぎ合いが続く中67分G大阪⑦小西が逆転シュートを決めて2-1でG大阪の勝利で終わる。

 

【83】清水エスパルス VS JFAアカデミー福島 3(1-1 1-1 延長0-0 1-0)2

前半の立ち上がりから清水が押し気味に試合を進めると、前半17分に清水が中央を崩しミドルシュートで先制する。アカデミーも堅い守りから流れを変えると、29分に混戦から同点に追いつく。その後は、一進一退となり拮抗した試合になる。

後半は、清水が素早いパス回しで主導権を奪うと、51分ゴール前を攻略して2点目を奪う。しかし、粘るアカデミーがパワープレーでオンゴールを誘い同点とし延長に入る。

延長前半は、両チームとも運動量が上がらずミスも目立ち流れがつかめないまま終わる。

延長後半に入ると、清水の運動量と素早いパス回しが戻り、97分決勝点を奪い清水がそのまま逃げ切った。

 

【84】神戸FC VS ガンバ大阪門真 4(0-1 4-1)2

互いを知っている両チーム。立ち上がりから互いにボールを丁寧に運びながら拮抗した展開。その後、徐々にG門真がセカンドボールを獲得するシーンが増え押し込んでいく。39分、間接フリーキックからヘディングが決まりG門真が先制
 後半立ち上がりから神戸FCは前線に飛び出す選手が増え43分、50分と立て続けに左サイドから崩し⑤今西がゴール前につめて逆転した。その後も神戸FCの運動量は落ちず攻勢。65分には⑧神宮のミドルシュート、72分には交代したばかりの⑫藤井が裏へ抜け出し、GKと交錯しながらも先に触りゴール。80分にG門真のミドルが入り4-2になったがそのまま終了した。

 

【85】東京ヴェルディ VS FC五十嵐 3(3-1 0-1)2

東京Vは⑩渡辺、五十嵐は⑦関口を中心に攻撃組み立てゴールに迫っていた。9分には東京V、25分には五十嵐⑦関口が得点。そして31分、38分に東京Vがゴールをあげ、3-1で前半は終了した。

後半、東京Vはオフサイドで攻撃のチャンスを失い、五十嵐も最後の場面を崩すことが出来なかった。しかし、ロスタイムにようやくFKで点を取ったが、追いつくには時間が足りなかった。

 

【86】FC東京深川 VS バディジュニアユース 3(0-0 3-0)0

前線への素早い攻撃を得意とするF東京は、前半から相手の背後をつく積極的な攻撃を仕掛ける。対するバディも、じっくりした守備で対応し、奪ってはポゼッションしながらチャンスを作るが、0-0の同点で前半を終えた。
 後半も、F東京が積極的に仕掛ける。46分と52分に立て続けに⑦武内が2得点を決め主導権を握る。更に64分、PKを⑰小田が決め3-0でF東京が勝利した。

 

【87】三菱養和SC巣鴨 VS アビスパ福岡 2(1-2 1-1)3

3分、養和⑪戸張が左ペナルティ付近から逆ゴールネットへの豪快なシュートで先制する。その後福岡も雰囲気に慣れポゼッションを出してくると、14分に⑳崎村が決め、同点とし、さらに30分に⑳崎村が2点目を決め2-1で前半を終えた。
 47分養和が2点目を奪い同点に追いつくと、その後も一進一退の攻め合いが、74分アビスパ福岡が3点目を決め3-2で勝利した。

【88】コンサドーレ札幌 VS JSC CHIBA 0(0-0 0-0 延長0-0 0-1)1

前半は、札幌がボールを保持し、チャンスをつくる。しかし、JSCはGK石井を中心に守り、0-0で前半終了。後半は、JSCペースでゲームは進む。ドリブルと壁パスでバイタルエリアを攻略するも、札幌GK櫻庭が好守を連発。延長戦へ突入した。延長戦もJSCがペースを握る。延長後半4分、相手クリアミスから⑨太田がドリブルシュートを決め1-0でJSCがリードし、そのまま試合は終了した。