JCY技術委員によるマッチレポート(ラウンド16 8試合分)を配信いたします。
【37】浦和レッズ VS サンフレッチェ広島 2(2-2 0-0 0-0 0-1)3
ゲームは、雨降りしきる中、両チームとも人とボールが連動したハイテンポの展開で行われた。前半1分広島が先制、その後、7分に浦和が追いついた。13分に再び広島、25分に浦和とシーソーゲームで前半を2-2で終えた。後半、互いに様子を見る展開で0-0で延長戦となった。PK戦かと思われた延長後半7分、広島が決勝点を決め3-2で勝った。
【38】モンテディオ山形 VS 愛媛FC 0(0-0 0-1)1
立ち上がりに両チームともにビッグチャンスを迎えるがGKのファインセーブで決められず、その後は膠着状態が続く。
後半はお互い攻めあうものの、濡れたスリッピーなピッチでパスがなかなかつながらない。このまま延長に突入すると思われたアディッショナルタイムに愛媛右サイドバック⑤岡田のクロスを⑩堀内がヘディングで合わせて1-0とリードする。山形も追い付こうとするが直後に試合終了。愛媛は劇的な勝利を手にした。
【39】京都サンガ VS アビスパ福岡 4(2-1 2-1)2
雨が降る中キックオフ。立ち上がりから京都が優位に試合を進める。京都はリズムの良い時間、21分、31分と2点連取。その後少し福岡がリズムを取り戻す中41分に1点を返し前半終了。後半は一転して福岡が優位に進めるが得点に至らず、逆に京都がCKから1点を取り3-1と突き放す。その後両チーム共に1点ずつ取り、福岡の反撃もむなしく4-2で京都が勝利した。
【40】清水エスパルス VS ベガルタ仙台 4(2-0 2-1)1
前半から攻守とも人の距離感が良い清水が試合を支配していた。清水は攻守の切り替えも早く、スピードあるサイド攻撃とカウンターから2点を奪って前半を終える。
後半は、仙台も人の距離を近くし切り替えとテンポの早いサッカーをする。しかし、ゴール前で攻撃が単調だったため流れは清水に移り、カウンターから2失点する。仙台は終了近くにクロスから得点するのが精一杯だった。
【41】東京ヴェルディ VS コンサドーレ札幌 1(0-0 1-1 0-0 0-1)2
前半立ち上がりから両チーム共、長短のパスを取り入れた緩急のある展開をしたが、前半0-0で終える。後半4分ヴェルディが先制し、リズムを掴む。17分札幌がミドルシュートを決め振り出しの延長戦となった。PK戦になるかと思われた延長後半9分、札幌が決め1-2で札幌が勝利を収めた。
【42】横浜F・マリノス VS 柏レイソル 5(3-0 2-0)0
柏がボールを保持しゲームがスタートするものの、横浜Mも隙を見せず、チャンスを作らせない。横浜Mは9分に⑨武が⑥早坂とのワンツーで右サイドを崩し先制、20分にはCKから④上野がヘディングを決めて2-0。前半終了間際には柏CKを①田口がキャッチ&フィード、⑭汰木の左クロスを⑪深澤がヘディングを決めて3-0。
後半開始早々にも横浜Mはカウンターで⑳長倉が、66分にはクロスから⑨武がヘディングを決めて5-0。横浜Mが効率よく得点をあげて終了した。
【43】ガンバ大阪 VS 大宮アルディージャ 1(0-0 1-0)0
立ち上がりはG大阪がボール支配率を高めて優勢に試合を進めるも得点にならず。。一方、前半の半ばから大宮が盛り返し幾度となくチャンスを作るがシュートの精度を欠き両チーム無得点で前半を終了する。
後半は互いに点を奪いに行くが、大宮のシュートもポストに嫌われ点にならず。逆に69分、G大阪⑧小川が先制弾。その後大宮もG大阪ゴールに攻め込むがシュートは決まらずに無念の試合終了。G大阪が1-0で勝利した。
【44】ジュビロ磐田 VS ヴァンフォーレ甲府 3(2-0 1-1)1
前半から両チームとも守備意識が高い試合だった。拮抗した試合だったが、人数をかける攻撃を組織的に行った磐田が一瞬の隙をついて連続得点をして前半を終了する。
後半は、猛攻撃をかけた甲府が主導権を取り返す。しかし、前掛かりになった隙をついて磐田が追加点を奪い試合を決定づける。甲府はCKから得点をするが、ゴール前の最後の詰めが甘く追加点を奪えず終了した。