JCY技術委員によるマッチレポート(1次ラウンド第3日6試合分)を配信いたします。
【26】鹿島アントラーズ VS 京都サンガ 2(2-2 0-0)2
前半2分FKを得た鹿島が先制し、立ち上がりリズムを掴む。京都も次第にリズムを取り戻し、
前半29分、31分と立て続けに得点し逆転する。その後、鹿島も2点目を入れ2-2となる。後半もお互い前線からプレッシャーを掛けボールを奪ってはチャンスを作るが、決定機を決めきれず2-2の引き分けに終わった。
【29】アビスパ福岡 VS 柏レイソル 1(0-0 1-0)0
前半は終始、柏が主導権を握る展開だった。しかし、連戦と暑さのためか両チームともスピード感がなく攻守において運動量の少ない試合内容だった。
後半は、福岡が攻守の運動量を上げゴール前に攻め込むチャンスを多く作った。そして、ストロングである左サイドからの崩しで先制する。柏も運動量を上げて反撃するが、大事な場面でのテクニック的なミスが目立ち得点できずに終了した。
【30】東京ヴェルディ VS セレッソ大阪 1(1-0 0-1)1
前半立ち上がりから前線からの早いプレッシャーでボールを奪い、素早い展開でリズムを掴む東京Vが7分先制点を奪う。その後、C大阪も次第に自分達のリズムを掴み出しポストを当てる決定的チャンスを生むが決め切れず前半を1-0で終えた。後半も中盤での両チームの積極的な攻防が続く拮抗した試合内容。後半35分、C大阪が1点を返し、1-1の引き分けに終わった。
【32】清水エスパルス VS ロアッソ熊本 1(1-0 0-0)0
1次ラウンド突破を決めている清水は先発メンバーを大幅に入れ替えてゲームに臨んだ。前半は清水ペースで展開される中、熊本はブロックを下げて守る。32分CKのこぼれ球を清水⑨鈴木が押し込み先制。後半開始時にも清水は3人を入れ替える。熊本も⑩嶋田を中心にチャンスをつくるも決定力に欠けた。清水は後半途中出場の⑳水谷らがゲームをコントロール。1-0で終了。
【33】浦和レッズ VS 愛媛FC 4(1-0 3-1)1
キックオフ直後からリトリートして守備を固める愛媛に対して、浦和がほぼボールを支配し優位に展開する中、30分にロングボールで愛媛DFの裏を取り先制し1-0で前半終了。後半も前半と同様の試合展開が続く中、効果的な2本のロングボールをPKで浦和4ゴール。アディショナルタイムに愛媛が意地のゴールを返すがそのままタイムアップ。4-1で浦和の勝利で決勝トーナメント進出を決めた。
【36】カターレ富山 VS モンテディオ山形1(0-1 1-1)2
前半立ち上がりは富山ペース。MF⑩馬渡、⑥千石を中心に攻める。20分すぎから山形はプレスを強めて押し込み始める。33分山形はCKから⑤鑓水が相手ゾーンDFの間でヘディングシュートで先制。1-0で前半終了。後半キックオフから富山は左サイド背後にクロスを入れて、⑩馬渡が同点とする。直後に山形はカウンターから⑪石山がシュート、こぼれ球を⑧岩村が押し込み2-1。その後は攻め合うも両GKのファインセーブもありそのまま試合を終了した。